2007年7月24日火曜日

大暑(たいしょ)7月23日

 とても長いお休みをしてしましました。

本当は、ブログのパスワードが・・・汗

気を取り直しまして、大暑とは、一年のうち一番暑い時期のことではありますが
今年は、南の地方の梅雨明けはしましたが
関西は24日昨日でした。

おきものは、夏(7月1日から8月31日)の2ヶ月だけのものが沢山あります。

私は蜻蛉(とんぼ-どんどんと変容することから勝虫と云われとても縁起の良いものです)
印伝(型押しの文様)のお財布の柄としても男性への贈り物としても
昔からあるものです。

では、また明日に、ごきげんよろしゅうにfujino

2007年6月14日木曜日

体験茶道教室の不思議

 先日、付け届けのいらない茶道教室に行ってまいりました。
体験教室です。

 茶道のお稽古の私の躊躇う一つに、先生への季節のおたよりと贈り物・・
日本は四季愉しみ、五節句等(先日の日記に記載)そして和装を愉しみました。
ですから茶道(ちゃどう)も、ゆかしい先人の教えのまま受け継がれたので・・は
・・・
現代に、たとえば一人暮らしの女性でも男性でも
お歳暮やお中元はわかりますが・・ことはじめ、初釜・・

そして、おきものが帯が、お扇子が色々と お作法。。きまりごとがあります。
先生の勧められた、呉服屋さん・・・お茶道具屋さん・・

とくに近所の先生ですと・・微妙です。
私の友人でも、お免許お道具にかかる費用、で断念した友人が多々ありました。

そして、今、そういったお道具なし、お着物着用不要、などなど
カルチャーセンターへ通うように茶道教室が
各地に開校されています。

そんな1つのお教室へまいりました。

びっくり!!

騒がしい・・・静寂は・・・

お部屋の2隅で、違う御点前が・・・

そっか~

お安いしね~ 

体験A・・・主菓子(おもがし-普通お薄は、干菓子ですが生菓子といわれる主菓子)付きで
-☆無料

もう1件は、
体験B・・1,000円・・
こちらは、静寂+主菓子+一部屋一点前

何をその方が求めるかですね

Aはお月謝制 Bは一括納入制

AもBも体験入学の感想アンケートを記入しますが
茶道に求めるものウンヌンと 

静寂かな~私・・・

お茶室に足裁きの音、衣擦れの音、お湯の沸く、所作の音、水の音、風、光、
目的がなくとも、その空間を感じることが、わたくしは、好きです

とうとう入梅でしょうか 雨コートの活躍する季節となりました。 

雷はきらいです。マイナスイオンが沢山でても外へは・・・

ではまた後日。

2007年6月10日日曜日

入梅(にゅうばい)2007/6/11

 明日は入梅です。
入梅は、芒種から5日目、立春から数えて135日目に当る6月11日頃の時期をいいます。この日を境に梅雨の季節に入ります。

色々な節目のことを雑節といいます。五節句・二十四節気以外の、季節の移り変わりの目安となる日の総称です。
農業に従事する人々は二十四節気(中国で作られた暦)では十分に季節の変化を読み取れないため、その補助をする為に考えられた日本独自の暦です。雑節が考え出された背景には、農家が季節の移り変わりを正確に理解できれば、農作物に多大な損害を出さずにすむという自然現象と農業の深い関係がありました。

主に、節分(2月3日)・八十八夜〔はちじゅうはちや〕(5月1日頃)・入梅〔にゅうばい〕(6月11日頃)・半夏生〔はんげしょう〕(7月2日頃)・二百十日〔ひゃくにちとうか〕(9月1日頃) ・土用(1月17日・4月17日・7月20日・10月20日頃)・彼岸〔ひがん〕(3月20日・9月23日頃)などのことです。
雑節は農業に従事する人たちの生活の知恵の結晶ともいえるでしょう

五節句の「節」というのは、唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目のことです。
暦の中で奇数の重なる日を取り出して(奇数(陽)が重なると陰になるとして、それを避けるための避邪〔ひじゃ〕の行事が行われたことから)、季節の旬の植物から生命力をもらい邪気を祓うという目的から始まりました。この中国の暦法と、日本の農耕を行う人々の風習が合わさり、定められた日に宮中で邪気を祓う宴会が催されるようになり「節句」といわれるようになったそうです。

五節句には、3月3日、5月5日のように奇数の重なる日が選ばれています。
1月だけは1日(元旦)を特別とし、7日の人日(じんじつ)を五節句の中に取り入れています。 

「五節句」の制度は明治6年に廃止されました。

日々の生活の中で、元旦、1月7日は七草かゆ、3月3日は雛祭(ひなまつり)、
5月5日は端午の節句(子供の日)、7月7日は七夕。

昔からの形は変わっては、いるかもしれませんが、日本で今の所「五節句」は
これから、お餅をアラレを草餅を夜空のロマンを・・と
色々な商品などの宣伝の乗せられながらも文化を継承していけそうな感じです。

ではまた後日。

お庭のラベンダー満開です。雨の雫がきらきら綺麗。fujino


参考文献:子どもに伝えたい年中行事 、年中行事・儀礼辞典東京美術選書

2007年6月7日木曜日

所作(しょさ)

 和装をしますと、しょさが気になります。
袂(たもと-お袖)がありますので、ひとつ物に手を伸ばす度に
反対の手で袂を押さえたり、お茶のお作法のように
必ず、手を添える(扱う)ことが必須になります。

普通にテーブルの物をとると、袖(そで)が汚れてしまったり・・・

歩くときに、洋装のように真っ直ぐ歩くと、泥ハネがついたり
内股ぎみに歩くと、ハネは、外側に上がるのできものには付かないようです。
泥道などは・・・難しいけれど・・

階段で裾(すそ)を、気にして手を添えて、裾が地面につかないようにしたり
所作に気をつかうことが優雅に見えると いわれるようですが・・いかがでしょうか。

また後日。

2007年6月6日水曜日

紅花紬

 紅花紬(べにばなつむぎ)
山形県の米沢市の特産である紅花を最上紅花(もがみこうか)といわれます。
絹糸を紅花で染色した織物です

日本では飛鳥の都の時代から生地に色を染め
文化としても、受け継がれてきましたようですが。
身に着けられる色が、色々分かれていたようです

紅花は
エジプト原産で中国をわたり日本へ、そして米沢で多く栽培される。
染色は京都でづっと、おこなわれていました。

京紅(きょうべに)として、一級品の口紅やほほ紅となり
正絹を染め
戦後、初めて米沢で紅花染がおこなわれるようになりました。
ずっと米沢の方は、京へおくって、この紅の花が数々の華麗なる社会を
彩っていたこととは・・ 
採取される米沢でなく京の都で花開いた紅花染

ちょっと北海の海で取れる昆布が沖縄で沢山のお料理に
余すところ無く使用されていたことを思い出しました。(お腹すいているからでしょうか・・汗

紅花は、紅色と黄色が抽出できるので、これに藍の染料を加えると三原色がそろい、
どんな色もつくりだせるのだそうです。 
不思議ですよね~
紅花から紅色と黄色が藍から青が。
その他の草木染の胡桃や栗などをあわせて有名な織物がたくさんあります。

では、また後日。 
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着物には織のきものと、染のきものがあります。

織のきもの絹や木綿、麻など等を糸の段階で染めます。(先染めといいます)
染のきものは、反物(たんもの)になってから染めます。(後染めです)

海外では、艶やかな後染め(振袖、留袖、訪問着などなど)きものが日本のきものとのイメージが強いようですが、少し昔(第二次世界大戦以前)までは、きもの色はジミ~な色・・・草木染めのものが多く
タンスの中は藍色や薄茶色が多いようでした。
戦前の庶民の花嫁衣装は、留袖の振袖のようだったり、白無垢(しろむく)といった
カラフルではなく、白の正絹(しょうけん)に紅色のきものであったりします。

2007年6月5日火曜日

布草履らしきもの

 今日、母が布で草履をグループで製作しているらしい
昔むかし、あるところにお爺さんとお婆さんが住んでいました。お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは藁で草履を編んでいました。・・・あのぞうりです。
 一日がかりで、一足!
実際は、前日に4時間かけて布をきりアイロンをかけて何十本も作る。
凄い・・・なぁ~

今、ネットで本草履も3,800円で買えるのに。

この6月の単衣の時期。

襦袢は、絽、半襟も絽、でも着物は単衣。
1年で6月と9月だけ、この装いです。

梅雨のこの時期、身体に近い装いは夏に そとの着物は裏のついていない着物(単衣)
なにか 季節を楽しむ という感じです。 

お庭のイングリッシュローズ(赤)が、とうとう終わりです。 

2007年6月4日月曜日

ギンブラ

フラワーアレンジメントの展示会に行ってきました。
久しぶりの銀座。銀ブラ(古・・・)してきました。
今日は、暑かったです。
着物は、水色の紗の着物にスワトウの白い帯にベビーイエローの帯揚げと帯〆です。

このスワトウの帯は、母からのプレゼントずっと前の・・・(汗

あ~。10年くらい前に月島にちょっと住んでいた頃は 日曜日の朝
自転車で松屋にパンを買いにいって ブランチを自宅でするのが結構楽しみでした

あ・・・あの裏路地のハンバーグ屋さんは? みつけられない・・・。

そうそう

JRの電車の中はとても涼しいのですが、丸の内線は暑かったです。
ずいぶん違うの

とても喉が渇いてミネラルウォーターを350とアイスコーヒー
この所、コーヒーを切らしていて 久々!美味しい(*^o^*)

夕食は、鳥のから揚げとサラダと蕨の御浸し、山椒の煮物、デザートに蕨もち~V